0・1・2歳児の保育内容

0・1・2歳児クラスの保育

担当制

0.1.2歳児のクラスでは、子どもの豊かなアタッチメント(人との絆)を育て、発達を助けるために、特定の大人とのつながりを大切にし、子どもたちが安心してこども園で生活し発達できるように担当保育士を決めています。

この担当保育士が担当しているお子さんを、特に食事や排泄、着脱等の身辺自立に必要な生活習慣を身に付ける場面で、笑顔で丁寧な言葉掛けをし、一人ひとりの気持ちを大切にしながらお手伝いします。

これにより、この年代に必要な体づくり、生体リズムに即した生活リズム(基本的生活習慣)を自分のものにすることがスムーズにできると考えております。

遊具(あそび)

この時期は、発達のスピードも速く、見る見るうちに成長してきます。
それを見ているのはとても楽しいものです。しかし、この時期の発達一つ一つが子どもたちの将来にとってとても大事な段階です。身体的な発達はもちろん、心の発達を助けるために、一人ひとりの発達段階にふさわしい様々な遊具を用意しています。

市販の物もありますが、温かみのある手作りのものも多く使用しています。

特に当園では、散歩や運動あそびのほか、絵本、生活を再現したあそび「テーマあそび」わらべうたやしぐさあそびを大切に考えています。

流れる日課

子どもが安心してこども園で過ごし、きちんとした生活習慣を身に付けるために大切なことのもう一つは、子どもの生活リズムを無理の無いように整えてあげることです。

それぞれの家庭での生活リズム、特に食事、排泄、睡眠などをできるだけ考慮し、家庭での生活と園での生活を合わせて無理なく流れて行くように、園での食事時間、排泄のタイミング、睡眠の時間などを配慮していきます。

ご家庭での食事や睡眠時間などについてはできるだけお子さんに負担がかからないようにお願いします。

行事

年間を通して子どもたちの生活習慣の獲得と安定した発達のために、できるだけ普段の日課のリズムをこわさないように行事の内容を考えています。
大きな行事では運動会に参加します。(表現会は、0.1歳児は参加しません。)親子で楽しんでいただきながら、お子さんの成長を見守ってください。

保育参加

以上のようにこども園で安心して過ごす中で、生活習慣を獲得し、健やかに発達することを大切にしたいと考えておりますが、一人ひとりのお子さんがどのようにこども園で過ごし、発達しているのかを見ていただくために、年度の後半に保護者の方に園での生活を一緒にして頂きたいと考えております。